あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。m(__)m
すっかり更新がごぶさたになってしまい申しわけありません。
さて昨年1年間の総括を兼ね、恒例の日本インターネット映画大賞日本映画部門に投票します。
外国映画部門はまた後日。
【作品賞】
「奇跡 」 6点
「一命 」 6点
「相棒-劇場版II-警視庁占拠!特命係の一番長い夜」
6点
「冷たい熱帯魚 」 3点
「最後の忠臣蔵 」 2点
「あしたのジョー 」 2点
「日輪の遺産 」 2点
「軽蔑 」 1点
「白夜行 」 1点
「恋の罪 」 1点
【コメント】
「一命」の重厚さは特筆ものです。
今日のような不況下での派遣切りなどを寓話にしたようにもみえますが、たんなる時事的な話題に当て込んでいるだけではなく、世の中の矛盾や
そして、単に主人公の半四郎の側だけでなく、それに相対する斎藤勧解由の立場にもまた大いに共鳴できるというのもすごいところ。
今まで苦手だった三池崇史監督を全面的に見直すことになった作品になりそうです。
これに対し、園子温監督については、2作もの力作がリリースされましたが、前々作の「愛のむきだし」が力作だっただけに大いに期待していたものの、正直いってややはぐらかされた感じでした。
特に「恋の罪」にいたっては、工夫された力作であることは認めるとしても、どうみても上質のピンク映画としか感じられないのです。
男性視点だけでしか描いているとしか思えず、それにそもそも風俗で働く女性の目的は、99%以上がカネそのものが目的だと思うのですが違うのでしょうか。
なお「最後の忠臣蔵」は、本来もっと高い点数にすべき作品ですが、昨年度の作品で、すでに本賞の上位を獲得した作品なので、いちおう挙げたという程度にしておきました。
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【監督賞】
[是枝裕和 ] (「奇跡 」)
【コメント】
6点を付与した上位3作品はいずれも見事な作品ですが、しいていえば本作が一頭地抜いていたというべきでしょうか。
それにしても是枝裕和監督はすごい。「歩いても 歩いても」と同様、これだけ平凡な題材を、これほどまでに見せる作品に仕上げ、しかも登場する一人ひとりが見事なまでに描き分けられているのは、驚きとしかいいようがありません。
【主演男優賞】
[11代目市川海老蔵 ] (「一命 」)
【コメント】
この賞は、近年まれにみるほど迷いに迷いました。
「冷たい熱帯魚」でのでんでんさんの、あまりに見事な怪演ぶりにぜひとも投票したかったのですが、市川海老蔵さんの静謐な演技もまた落とすわけにはいきません。
結局は映画そのもののできばえで、泣く泣くこちらを選びました。
またそれだけでなく、「日輪の遺産」で陸軍の新進気鋭の昇降を演じた堺雅人さんも、通常の年ならば迷わず推したかもしれません。
【主演女優賞】
[堀北真希 ] (「白夜行 」)
【コメント】
主演男優賞ほど高い賞賛はなく、しいていえばというところですが、やはりこれだけの役柄をこなせたのはたいしたもの。
【助演男優賞】
[香川照之 ] (「あしたのジョー 」)
【コメント】
「あしたのジョー」での丹下段平へのなりきりぶりは、賞賛を通り越し絶賛に値します。
なお、「冷たい熱帯魚」でのでんでんさんの位置づけは、助演ではなくあきらかに主演だと思いますので、あえてこの賞には挙げませんでした。
【助演女優賞】
[大塚寧々 ] (「奇跡 」)
【コメント】
これもまた、しいていえばというところ。
とはいうものの、あれだけ地味で、しかもノーメイクかそれに近い役柄でありながら、樹木希林さんの存在感に圧倒されなかったのは見事なもの。
「相棒-劇場版II-警視庁占拠!特命係の一番長い夜」での小西真奈美さんとかなり迷いましたけど。
【ニューフェイスブレイク賞】
[森迫永依 ] (「日輪の遺産 」)
【音楽賞】
「一命 」
【コメント】
これは個人的な好みというべきか。
映画音楽は重厚長大好みの自分としては、これだけの時代劇にふさわしいひさしぶりの荘厳な音楽にも満足しました。
【ブーイングムービー賞】
該当ありません
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