恐ろしく評判のいい映画だったので観にいきました。
たしかに綿密に伏線を張りめぐらした、種や仕掛けだらけの作品です。
あるサラリーマンの失踪がきっかけとなり、語り手たる探偵の元に依頼があるところから話が始まります。
語り手であるはずの探偵が、結果的には狂言回しになっていたり、冒頭のシーンに実は意外な事実が隠されているなど、かなり細かく計算した作品でした。
脚本や作品の構造という点では、今年観た作品の中でもピカイチといっていいでしょう。
もっとも、手品の種があまりに緻密すぎるので、実のところ100%細部まで理解し尽したとはいえませんけど。
昨年、日本インターネット映画大賞を受賞した『キサラギ』を思わせるような映画でしたが、むしろ取組み方としては『プレステージ』に近いでしょう。
そして意地悪い見方をすれば、いかにも映画好きに受けやすい作品であるという感も受けた作品でもありました。



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